オイル交換のついでに

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 現在、ジャッロガラージュで164のオイル交換と各部のチェックをお願いしてます。そのついでに最近クラブ内では話題の部品の調達について聞いてみましたが、「QV、Q4とも部品は国内にはほとんどないが、海外にはまだある。EU圏内に在庫があり、部品の切れかかっているQ4でもポーランド(だったかな?)辺りにまだストックがあったりして、2週間あれば現地駐在員が調達して発送してくるから実質1か月程度で車検対応も可能だ。」とのこと。長崎では心細かったものですが、岡山ではちょっと事情が異なるようです。東京ほどプロショップがひしめき合っているいわけではないにしても、趣味車の維持に理解があってどんな変態車の悩みでも真剣に相談にのってくれるプロショップがあります。地方でも地域によって趣味車環境の温度差があることを肌で感じます。(もちろん長崎だって佐賀にプロショップがありましたから、自分のようなメカ音痴でも趣味車の維持が全くできないわけではないとは思うのですが。)とにかく相談できるショップがないのは自分のようなメカ音痴には致命的です。今回もオーナーズクラブの師と仰ぐ方からジャッロガラージュをご紹介いただけたからこそ安心してこんなブログを書いていられるわけで、これは実は本当にありがたいことでした。

 思えば長崎ではオイル交換さえお願いできるディーラーもショップも近くになくて非情に不安でした。心ある地元アルフィスタにお口添えいただき、なんとかアルファロメオ福岡の腕利き工場長に面倒を見ていただけることになったものの、それでもディーラーは新品部品を確保できなければ組み付けしないという手続き上の限界があることも知りました。結果的に部品調達が地方では維持の生命線になることを認識しました。その地域ごとに取り巻く環境が異なるなかで、より安心して趣味車に乗り続けるためには、ショップ情報から場合によっては部品番号・調達関連手続きに至るまでそのメーカー・車種にまつわるノウハウを享受できる場が必要で、個人レベルでその情報をすべて把握するのはネット社会とはいえ、さすがに厳しいところもあるのではないかと思います。そして、そこにこそオーナーズクラブの存在意義があるように思います。実際、自分のような転勤族にはプロショップ情報が先ず持っての生命線であり、それを助けてくださったのはアルファロメオでつながった仲間だったわけですから。
 また、オーナーズクラブのもう一つの存在意義として、イベントの企画などを通じてその車が現在の車社会の中に受け入れてもらえるような環境を醸成していくこともあるのではないかと思います。ファンが増えればその車に乗ってみたいと思う人も生まれてくるわけで、長く生き続けるクラッシックカーは世代交代しながら常にそういうファンが存在し、だからこそプロショップも商売の対象としてその車を扱う気になってくれるのではないでしょうか。

 ですからオーナーズクラブのあり方としては、先ずは愛好家のすそ野を広げるという意味でその車なりメーカーのファンクラブでいいのではないかと思います。例えば164ですが、今となっては趣味性の強い車(変態車)として見られ、この車をよく知らない人からは「なんでそんな中古の外車にこだわるの?」と言われてしまいます(実際に言われました)。この車は近くで見て、乗って音を聞いて、自分でステアリングを握らないと良さがわからないかもしれません。でも、そんな機会はなかなかないわけで、自分もオーナーの方のブログを拝見して興味を持ち、オーナーズクラブの門をたたき同乗させてもらい、酒を飲みつつその魅力を語らいながらいつの間にか購入せずにいられなくなったわけですから。
 そしてファンには、車を見るのが好きな人から走りこむ武闘派、自分でいじり倒したいコアなファンと、多岐にわたって存在するわけで、その特化したグループで個別に支え合えれば状況に応じて欲しいアドバイスやサポートが手に入るいい環境を醸成することができるのではないでしょうか。

 残念ながら地方には経済的デメリットが確かに存在します。人と違う車に乗る以上、幾ばくかの経済的負担は覚悟をせざるを得ないのかもしれないとこのところ思い知りました。確かに安く部品を調達することは地方で趣味車を維持するには必要なポイントかもしれません。だからと言って自分はオーナーズクラブで部品をまとめ買いして安くあげる、という短絡的な選択は取るべきではないと思います。お金が絡むと問題も生じるし、それがファンクラブの寿命を縮めてしまうのなら本末転倒です。部品でもなんでも買い物はあくまで自己責任が原則。共同調達なら気心知れた仲間内で、信頼関係の中であるべきだと思います。オーナーズクラブはそんな仲間と知り合える「ルイーダの酒場」みたいなもんでいいんじゃないでしょうか(笑)。少なくともアルファロメオ164オーナーズクラブは「アルファロメオ」という車メーカーのことさえ何も知らずに飛び込んだ自分を温かく迎えてくれた「オトナ」ないいオーナーズクラブですから、その存在はやっぱり大事にしたいと思うんですよね。

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Category: 日記

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